寺院の活動を地域の活性化につなげる

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天光寺は、お寺を建立した当初は、なかなか地域の人々には受け入れてはもらえませんでした。

白装束で滝に打たれ、大きな声で『南無大師遍照金剛』と唱えていると、何だろうという目で見られました。

しかし、村民に道で会った時は挨拶をすることを弟子たちにも徹底させました。

毎朝の近隣の掃除を続けていくうちに、いつしか受け入れられるようになりました。

また地元経済の活性化に役立てるようにと、修行道場の一角にはガラスケースを用意し、地元の特産品も並べています。

修行でこの地を訪れた人には、ジャムや山菜など地元で採れたものを勧めています。

タクシーは、この地域では地元のタクシー会社と大手タクシー会社の二社が営業していますが、当寺への来山には地元のタクシー会社を紹介しています。

天光寺の取り組みは地元檜原村の活性化に今後とも力を注いでいく所存です。

 

現在では、このような地元重視のあり方が評価され、正月の護摩焚きには、地元の人が多く集まっています。

 

 

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