こんにちは。天光寺でございます。
企業研修を終えられた方の体験談をご紹介します。
まず今までの人生を振り返ると、高卒にて今の会社に入社しました。
ここに決めた理由は、図面を書くのが好きだったので設計業務がしたかった。
2つ目として、ライン業務以外の仕事をしたかった。
3つ目として、家から近かった理由です。
入社して6~7年は仕事よりも、遊びや、趣味に走っていましたが、
ある仕事を任された事により仕事に対する心構えが変わりました。
これにより仕事のやり方を見つけ、仕事に対する責任感も出来て班長になりました。
ここが会社に入って最高の起点です。
その後、今度は中国赴任の話が来ました。
最初家族は、反対しました。何回か話し合いをして、結果として中国赴任をする事としました。これが2つ目の起点です。
中国での業務は、最初は難しかったですが仕事は、責任感があり、私の持っているスキルも生かせたので、とても充実しました。
その反面、家族も帯同できましたが、赴任地の都合により週末しか家族と過ごせず、
子供は妻に任せきりとなり、家族バラバラ生活がここから始まりました。
仕事的には、スキルアップとなり今の地位を形成する事となりました。
但し、家族を含めトータルとして本当に良かったのかと言われると分かりません。
中国赴任を5年で終えて帰任しました。私自身やり切った思いでした。
この後に今度は、タイ赴任が舞い込んできました。
中国での成果が買われ福工場長の役職ででした。
これが大きな勘違いでした。中国と同じようにやれば何とかなると思っていましたが、慣れない言語、慣れない仕事で、何をやればいいのかわからない日々が過ぎました。
完全に天狗になっていました。
何に関しても消極的となってしまい悩んでいましたが、タイの社長が見かねて、日本に帰任となりました。
タイ赴任では、私の悪い面である意志の弱さ、お人良し(人の意見に流される)後、天狗になっていました。
タイは単身赴任でしたが、家族バラバラ生活で、やはり子供は妻に任せきりでした。
私は仕事を理由に仕方がないと思っていましたが、妻からは気持ちがないとよく言われました。
仕事と同じで家族を守るという意思の弱さが出たと思います。
その後、更に2回の中国赴任を重ねて今の次長の役職に就きました。
業績が悪く、今回の企業研修に参加することになりました。
今回様々な業を受け、無心に打ち込みました。
やはり共に励む同志がいれば、負けられないと思い1人よりもかなり頑張ったと思います。
住職の言葉で耳に残ったのが、人との礼、言葉に気を遣う。
何事にも積極的に!消極的な態度は、マイナスの気持ちを発して周りにも影響を及ぼす。
今回学んだ事を基に業績回復に向けて貢献したいと思います。