中高年の「ひきこもり」

天光寺で御座います。

あっという間に5月も本日で最終日。
2019年も半分に差し掛かろうとしております。
皆様、充実の「今」をお過ごしでしょうか。
 
巷では、また狂気に満ちた事件が起こりました。
51歳の無職男性による19人の方を殺傷された登戸の事件。
ワイドショーのような番組では、どうしてこういった事件が起きてしまったのか
この男性の生い立ちなども特集されておりました。
 
内閣府は昨年、40~64歳の中高年における「ひきこもり」の実態調査を初めて実施しましたが、
定職がなくほとんど外出することのない「ひきこもり状態」の中高年は全国に推計61万3000人おり、
その半数は5年以上の長期にわたるひきこもり状態であることを 公表しました。
 
これは、若年層(15~39歳)の「ひきこもり」数を上回る人数とのこと。
 
今回の殺傷事件を起こした51歳男性もいわゆる「ひきこもり」であったといわれています。
 
引きこもり という言葉は、冗談などでもよく使うことがあります。
「この週末は引きこもったよ」など。
問題になる本当の「ひきこもり」の方は、自分で自分のことを「ひきこもり」だとは思いたくないでしょう。
今回の犯人も 「閉じこもりなんていわないでほしい」と 否定しておりますよね。
 
 
引きこもりの方は、
外に出れないのです。
人が怖いのです。
コンプレックスという言葉では表しきれない劣等感を抱えてしまっているのです。
 
 
若年層ならば、まだ夢があり、きっかけがあり、チャンスも山ほどあり、
引きこもりの生活からある日アッサリ抜けることも出来るかもしれませんが、
中高年の方のほうが 若年層よりも仕事も未来も選べません。
 
 
しかし、
 
人生を楽しむことを諦めないでください。
大きな夢、自尊心、持ちすぎないでください。
ささやかなことこそが幸せです。
完璧な人生なんてありません。
 
 
 
五体満足に産まれてきたこと
日本に生まれてきたこと
親がまだ生きていること
尽くしてくれる恋人に出会えたこと
楽しい趣味を見つけた
子宝に恵まれた
今住んでる賃貸物件が気に入っている
好きな海を見つけたなど
 
なんでも良いのです
自分の幸せと恵に気づいてください。
 
 
 
 
天光寺では、引きこもりのお子様を預かる合宿のような修行を行っております。
もうどうにもならないな、と感じたときは 天光寺へお電話ください。
天光寺の住職は68歳。
人生経験豊富な住職です。
お子様のみに限らず、大人の方も、今からでも遅くはありません。
充実した人生を送るために、「ひきこもり」という過去を一緒に笑える人生を作りましょう。
 
 

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