滝行、瞑想、写経などの宿泊体験修行を終えて

初日、礼の作法や百度参りそして滝行を経験して、今まで知っていたようで知らないものを得とくできた気がする。特に滝行については、想像を上回る緊張、不安、パニックがあり、思っている以上に逃げ出したい気持ちと、ここで負けてはダメだという自分の間で葛藤があった。
二分間をいう短い時間でも相当長く感じたが、滝行を終えた際の達成感や充実感は今まで経験したことがないものだった。
写経についても、集中と注意散漫の間を行ったり来たりする中で、どこか「スーッ」と力が抜ける瞬間を体験することができた。
また、めいそうや声だし等、自分自身と向き合う瞬間を多くもてたことはとてもとても有意義だった。
法話の中で、役者と舞台、自分が言った言葉で自分が影響されるというお説教がとてもピンときた。これまで自分は誰かの期待に応えてしまうとしていたけれど、まずは自分自身が今の状況の中で力をしっかり出し、周りに与えていく、そんな人になろうと思った。
自分自身の言葉に影響されるか否かについても、まさに最近自分が求めているものだった。
これが正解というものでなく、方向性として自分自身のやりたいこと、大切にしたいこと、あるいは誰と一緒にいたいのか等、コアな部分として大切にしていこうと思った。
二日間ありがとうございました。