体験修行感想文

今回一泊二日の修行体験を終了して思う事は、今このような経験ができてとても良かったという事です。

滝行は、テレビで見た事しかなく、また番組内では罰ゲームとして演者が滝に打たれていました。

実際に滝行を体験して感じた事はとても神聖な行であることです。

滝行を受けるまでに様々な事を学ばせて頂きました。空海様の話、お百度参り、滝までの移動、とても良い経験となりました。

私は今回滝行をメインとして参加させて頂いたのですが、この二日間の聖覚さん方との生活が一番勉強になりました。

私は病院に勤めて6年経ちますが、自分の言動、感情の表現の仕方、行動を思い返すともっと改善できる点がたくさんあることに気付かされました。

意識的に行ってきたことも、また無意識に行ってきた行動も正直怖いです。

「今目の前にいる人はいつか仏となる存在。」と考えるだけで、考え方が大きく変わりますし、結果自分自身が大きく変われる気がします。

職場では積極的に仕事をしてきたと思っていましたが、住職の話を聞いてまだまだ足りないと感じ、今から仕事に対する熱い気持ちが溢れてきそうです。

今まで考えたことが無い感覚があり、明日への活力、今を大切に生きる事の大切さが分かった気がします。

食事の挨拶をとっても、ここまで深い言葉であることは知りませんでした。

食べる事の喜び、感謝の気持ちを改めて考えられました。

霊障の話はとても驚きました。病院では「鬱病」と診断されている方の中には霊障の方がいる事を知りませんでした。

また、世界にそのような症状で苦しんでいる方がどれほどいるのかとても気になります。それだけとてもとても重要な職種であると感じました。

また、スマートフォン等の電子機器の無い生活を経験して、自分が依存していたことも分かりました。

聖覚さんの話を聞いて、分からない言葉をすぐ検索していたと思いますし、無いからこそ仲間と「どういう漢字なんだろうね?」という会話をし、頭の刺激になりました。

時間も気にせずスマートフォンを向き合っていた時間を考えるととても悲しく勿体ない事をしてきたと強く思います。

これからは、スマートフォンやPCではなく、人ともっとコミュニケーションをとって大きな人間になりたいと思います。

今回この体験の機会をくれた先輩、天光寺の皆さんに本当に感謝しています。

もっともっとこれからの人生前向きに明るく積極的に生きていきたいと思います。

本当にありがとうございました。

 

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